メモログ!~ITインフラSEの備忘録~

ITインフラ系システムエンジニアの雑記帳です。インフラ系の技術ネタをメモしてます。

【iPhone6sインプレ】三大キャリアをやめるまで

iPhone6sはSIMフリー機でAppleより直で購入しました。

既存三大キャリアをやめMVNOへ移行するためです。

いろいろ考えてMNP先を「楽天モバイル」にしました。

インプレを書く前にここに至った経緯を書きたいと思います。

 

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私は今まで、KDDI(現au)→Docomoソフトバンクと三大キャリアを渡ってきました。

当時のauは電波はとても強く、auで入らないところはどこも無理という、「電波一人勝ち」の様相でしたが、その分、魅力的な端末やサービスに力を入れてる感じはしませんでした。

その点、ドコモは魅力的な機能を持った端末、サービスをリリースし始めており、さらにスマホのハシリとも言えるような高機能端末をリリースしはじめました。

一向にいいものが出てくる感じがないauに見切りをつけ、ドコモへ乗り換えました。

 

数年しないうちに市場にはスマホが出回り始めました。

各端末をいろいろ触ってみたとこころ、iPhone3Gsが一番サクサク動き使いやすそうでした。

この頃ソフトバンクは料金面でもかなり攻めていて、ドコモガラケーのプランを圧縮すれば二台持ちでも料金的に吸収できることがわかり早速契約しました。

そしたらドコモのガラケーを使う頻度が一気に落ち、更には電源が切れていることにも気が付かなくなるように。

そうなると存在意義がなくなるので解約し、ソフトバンクiPhone運用に絞りました。

その後は2年おきに「s」型に機種変更をしながら5sまで使用しています。

 

私がソフトバンク推しになったのは会社として「攻めている」からでした。

もちろん、iPhoneがあったからというのはあります。

でも、そのiPhoneを国内で唯一販売したのはソフトバンクの攻めの姿勢があったからこそだと思っています。

iPhoneリリース時にドコモやauは何と言っていたか。

ネット上に記事が残っていると思うので興味がある方は検索してみてください。

その攻めの姿勢は料金にも現れていました。

高額なiPhoneを購入しても月々の支払は他のキャリア並。

もしくはそれよりも安い金額で運用出来ていました。

電波も総務省と喧嘩しながら改善してきました。

そういう戦う姿勢が好きだったのです。

 

ところがソフトバンクはスプリントを買った頃から攻めの姿勢が見えなくなってきました。

孫社長の「やりましょう」の声もだんだん小さく、少なくなってきたように思います。

それは料金にも現れ始めました。

4sから5sへ切り替えた時に料金が上がりました。

それまで魅力的なプランを作って他社に先駆けて出していたのを後出しにするようになりました。

今年の6s切替時も全てauの後出しで横並びです。

これまでは「魅力」が「不満」を上回っていたので気にならなかったのですが、「魅力」が薄れてしまったがために不満が一気に吹き出してしまいました。

 

ユーザーにとって料金は大きなファクターだと思います。

料金はできるだけ安くしたい。

ソフトバンク価格破壊をやめた今、もはや三大キャリアでは価格競争が起きなくなってしまいます。

SIMロック解除義務化で変わってくれることを期待しましたが、全くの期待はずれに終わりました。

この時、MVNOという選択肢が急浮上してきました。

また、孫社長の「ユーザーはSIMロック解除を求めいていない」という時代錯誤な発言がMVNO乗り換えへ拍車をかけました。

 

これが2015年春頃です。

そこから移動先はどこにするかを調べはじめました。

(つづく)